【一日一食・事始め】一日一食を始めてみました!

 こんにちは。やまのてです。


この度、一日一食を始めました。

これまでは朝抜きの一日二食でしたが、お昼を食べると眠気と胸焼けがひどいので、思い切って夜だけの一食にしたいと思います。

ちなみに、朝食べると午前中がすごくだるくなります。


そんなわけで初日を無事に終え、今は二日目の夜。

初日は夕飯に玄米小豆ごはんと煮干しと野菜のみそ汁、キムチ、のりをいただきました。

また、今日は昨日の食事+もつ煮込みと家族の残したチキンライスをいただきました。

ポイントは、【夕飯だけなのに、その一食も腹八分目】にすること。

こんなんで体は大丈夫なのかな?と少し心配になりますが、下に挙げる本にも大丈夫と書かれていたので、しばらく信じて実践してみようと思います。


今のところは日中の空腹感はあまりなく、仕事に集中できてる気がします。

寝起きの身の軽さもいい感じ。

まだ2日目なのでおそらく気のせいもたぶんにあるのでしょうが(笑)。


正直その本をどこまで信じていいかわかりませんし、本当のことを言うと眉唾物と思うのですが、ムハンマドも祈るための分だけ食べればいいと言っていますし、食事を減らすことで健康になるのであればいうことなしです。

実験する価値はあると思います。


ちなみに今回の挑戦は2回目。

1回目は6年ほど前に実施し、あまりにもみるみる痩せていったので心配なり、1か月ほどでやめたのでした。

でも、上の本を読むと、一度痩せて、しばらく続けていると体重が戻ってくるらしいのです。

(甲田カーブというそうです)

ということで、今回はその辺をちゃんと経験できるように励んでいきたいと思います。

【ラン週報】朝ランの開始、ログの雑化、疲れの影(2022年9月18日-9月24日)

ランニング週報7回目。


週報2022年9月18日(日)~9月24日(土)分(←先週)

 合計距離:22.8km(ラン回数:4回) ← 33.43km(ラン回数:4回)

 合計時間:2:23:12 ← 3:35:40

 平均時速:9.57km/h ← 9.26km/h

 平均ペース:06:18/km ← 06:30/km


先週と比べると、距離・時間が減った分、ペースが上がってる感じです。

前回■【ラン週報】坂ダッシュはつらい、スローペースは楽しい(2022年9月11日-9月17日)

今週は、連休やら雨やらで走れる日が少なかったのが少し残念でした。

でも、少し疲れが見え始めているので、ちょうどよかったかもしれません。

疲れの感じが少し粘着質な雰囲気なので、もう少しペースを落としてもいいくらいなのかもしれないなと思っています。

ようやく朝が涼しくなってきたので、出勤時のランニングもできるようになってきました。

これで朝に10分ほどのランニングができそうです。

寒い時期は、朝走っていくと体がポカポカして気持ちいんですよね。

ところで、ログの取り方が少し雑になってきているような気がしてきました。

でも、それもゆるい感じでいいかもしれない。

まあ、そういう時期もありますよね。


―――以下個別ログ


9/18 日 雨休み

9/19

 6.43

 0:37:00

 10.43

 05:45

 トレーニングルームのトレッドミルにて、YouTube見ながら走った。

 途中お腹が冷えたのか便意を感じ、トイレへ。

 下す。

 中断後再開したが、時間制限で思ったようには走れなかった。


9/20

 8.52

 0:54:30

 9.38

 06:24

 新しいコースを開拓し、全体的に気持ちよく走れた。

 アップダウンもあって程よく脚と肺に負荷がかかっていい感じ。

 やっぱり外の方が走っていて楽しい。


9/21 水 二回ラン

 朝

  1.18

  0:07:33

  9.39

  06:24

  久しぶりの出勤時ラン。

  1キロほどだけど、やっぱり走ると温まる。

 夕

  6.67

  0:44:09

  9.06

  06:37

  少し膝などに違和感あり。

  疲れが溜まっている感じがある。

  最近ストレッチしてなかったからかな。


9/22 木 オフ

9/23 金 祝日オフ

9/24 土 オフ

週合計

 合計距離:22.8km(ラン回数:4回)

 合計時間:2:23:12

 平均時速:9.57km/h

 平均ペース:06:18/km

【家計簿】身を切る誕生日~2回目~(2022年8月分)

8月分の家計簿の集計が終了しました。

今月の収支はこちら。




収入:262,000円

支出:272,824円

収支:-22,202円(大赤字だよ!)


コメント:

・夏休みで実家に帰っていた期間があったことから、食費と日用品は4万円強に抑えられている。これはでかい。

・8月は親戚の誕生日が5件あったため、交際費に出費がかさんでしまいました。誕生日プレゼントやケーキは、1件1件は高くなくても、まとまるとそこそこの値段になってしまいます…。7月8月は結構つらい…。ということで、ダイソーでケーキ型を買いました。今後はケーキを作ります!

・光熱水費について、今月は水道代が入ったため2万円を超えました。水道代を半分にすればひと月で2万円を超えていないのでOK。

・習い事…仕方ない。

・自分のおこづかいは28,262円でしたが、高かった要因は以下の理由と思われます。

   ①帰省のために買ったスイッチのケーブルが6000円

 ②子どものチャージが2000円。夏休みで出かけたからねぇ…

 ③酒を飲みすぎた。暑くてついビールを飲んでしまう日が多かった。

 ④仕事でストレスを感じ、メンタル系の本を買ったしまった(これは仕方ない)

 →あまり締め付けすぎるのもよくないので、反省せずに行きましょう。


9月の抱負:

・酒を減らす。

・外食をせずに、凝った料理を手作りする。

・涼しくなるので、電気代を抑えていく。

・ストレスを走って発散しましょう。

【ラン週報】坂ダッシュはつらい、スローペースは楽しい(2022年9月11日-9月17日)

  ランニング週報6回目。


週報2022年9月11日(日)~9月17日(土)分(←先週)

 合計距離:33.43km(ラン回数:4回) ← 32.07km(ラン回数:3回)

 合計時間:3:35:40 ← 3:15:33

 平均時速:9.26km/h ← 9.84km/h

 平均ペース:06:30/km ← 06:06/km


先週と比べると、距離と時間を多くつめています。

前回■【ラン週報】食事を減らし、筋トレを導入→グリコーゲンが切れてしんどい(2022年9月4日-9月10日)

今週は、坂ダッシュ(200m×5本)を実施。

かなりしんどく、二度とやりたくない気持ちだけど、肺と脚を鍛えるにはとてもよさそう。

時間がかけられない時にはいいかもしれない。


食事は相変わらず減らしたままだけど、そんなにきつい感じはなくなってきた。

ペースも抑えて走ったので、グリコーゲン不足を感じることはなかった。

スローペースだと気持ちが整理される気がして、楽しい。

夜も疲れからかすとんと寝れる。


筋トレは全然続いていません(笑)


―――以下個別ログ


9/11

 距離:4.5km

 時間:0:29:00

 時速:9.31km/h

 ペース:06:27/km

 200メートルの坂を5往復。吐きそうなほどしんどい。

 でも痛みを感じにくいし、この短時間で心肺機能に効くならいいトレーニングだ。

 時間のない日はこういうのもありかもしれない。


9/12

 距離:13km

 時間:1:24:00

 時速:9.29km/h

 ペース:06:28/km

 ゆっくりペースでながく走った。

 気持ち良い。

 でも終盤やはり左足首と右膝に違和感。


9/13 火 オフ

9/14 水 オフ


9/15

 距離:9.82km

 時間:1:00:04

 時速:9.81km/h

 ペース:06:07

 60分ランを終始気持ちよく走れました。

 左膝に違和感のある時間帯があったけど、途中からなくなった。

 なんだったんだろう。

9/16

 距離:6.11km

 時間:0:42:36

 時速:8.61km/h

 ペース:06:58/km

 前日のランのせいか脚がとても重かったため、スローペースで走った。

 とても気持ちいい。

 このペースなら何時間でも走れそうだと思った。


9/17 オフ


週合計

 合計距離:33.43km(ラン回数:4回)

 合計時間:3:35:40

 平均時速:9.26km/h

 平均ペース:06:30/km

【ラン週報】食事を減らし、筋トレを導入→グリコーゲンが切れてしんどい(2022年9月4日-9月10日)

 ランニング週報5回目。


週報2022年9月4日(日)~9月10日(土)分(←先週)

 合計距離:32.07km(ラン回数:3回) ← 27.17km(ラン回数:4回)

 合計時間:3:15:33 ← 2:59:02

 平均時速:9.84km/h ← 9.06km/h

 平均ペース:06:06/km ← 06:40/km


先週と比べると、どの項目も伸びてる。

前回■【ラン週報】体のゆがみと柔軟性を向上すればバネが得られそうな予感(2022年8月28日-9月3日)

今週は1回のランの平均が10km、60分を超えた。

そしてペースは抑え気味に走ったつもりだったにもかかわらず大幅に上がっている。

ちゃんと心拍数が上がってるから、徐々に肺と脚が強くなってきてるのでしょう。


今週から食事についても少し抑えることにした。

朝食をなくし、昼食を半分にし、夕飯を3/4程度に。

そのせいか、今週3回目の練習の際に7kmぐらいでガス欠となった。

グリコーゲンが切れたものと思われるけど、かなりしんどかったです。

なるべくこうならないペースを保たなくてはならないということですね。

今のところは、10km/h以下に抑えれば大丈夫そう。


食事を減らしたことで筋肉が落ちる懸念があるため、来週は筋トレも並行してやっていこうと思う。

食事減・筋トレで、今後のランがどう変わっていくのか、楽しみです。


―――以下個別ログ


 9/4 日

 距離:14km

 時間:1:25:00

 時速:9.88km/h

 ペース:06:04/km

 全く急いだつもりはないし、むしろゆっくり走ったつもりなのにこのペース。

 少し信用できないくらい。

 でも初めての90分走はなかなかエキサイティングだった。

 ここから徐々にまた伸ばしていきたい。


 9/5 月

 距離:8.28km

 時間:0:50:04

 時速:9.92km/h

 ペース:06:03/km

 アップダウンが多いコースを走ったので、結構追い込めたと思う。

 やっぱりペースも伸びてきてる。

 しんどいけど気持ちよく、まだまだ走りたい気持ちを持ちつつもいいところで終了した。

 ラン後の疲労感もなく、最高のランだった。


 9/6 火 オフ

 9/7 水 オフ

 9/8 木 雨で休み


 9/9 金

 距離:9.79km

 時間:1:00:29

 時速:9.71km/h

 ペース:06:11/km

 7キロ当たりで、完全にガス欠。

 グリコーゲンが無くなった感じ。

 しんどいし、ペースは下がるし、気持ちもブルー。

 それでも3km走ったので、多分脂肪もそれなりに燃えたのでは?

 少食だと炭水化物が足りないということを痛感。

 でも、これにもなれるかも? しばらく様子を見たいと思う。


 9/10 土 オフ


週合計

 合計距離:32.07km(ラン回数:3回)

 合計時間:3:15:33

 平均時速:9.84km/h

 平均ペース:06:06/km

【ラン週報】体のゆがみと柔軟性を向上すればバネが得られそうな予感(2022年8月28日-9月3日)

ランニング週報4回目。


週報2022年8月28日(日)~9月3日(土)分(←先週)

 合計距離:27.17km(ラン回数:4回) ← 25.63km(ラン回数:3回)

 合計時間:2:59:02 ← 2:37:59

 平均時速:9.06km/h ← 9.79km/h

 平均ペース:06:40/km ← 06:08/km


先週と比べると、距離・時間は増やしたけど、時速・ペースは大幅に落ちてる。

前回■【ラン週報】距離・スピード主義に絡めとられる(2022年8月21日-27日)

これでいい。マラソンは我慢ですからね。


「我慢、我慢、マラソンは我慢だよ」(by小出監督) 

マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42・195キロ (角川SSC新書)


今週は、体のゆがみと柔軟性の不足を実感できたことが収穫だと思っています。

これをちゃんとすれば、もっと楽に走れる気がします。

そんなわけでストレッチに対してとても前向きになれており、動的ストレッチを取り入れました。

脚だけでなく、上半身を含めた可動域の拡大を図ります。

子どものころから体がとても固いため、これでどう変わっていくかとても楽しみです。

後は怪我の予防や、違和感の緩和にも役立てばありがたい。

来週もペースは抑えつつ、距離と時間を積み上げていきたいと思います。


―――以下個別ログ

 8/28 日

 距離:5.91km

 時間:0:40:02

 時速:8.86km/h

 ペース:06:46/km

 やる気がなかったので、とりあえずゆっくりスタート。

 1km超えたあたりから気持ち良くなる。

 アップダウンのない平坦なコースは、良いリフレッシュになる。

 

 8/29 月

 距離:3

 時間:0:21:00

 時速:8.57km/h

 ペース:07:00/km

 右膝と左くるぶしに違和感。ちゃんとストレッチしよう…。


 8/30 火 オフ

 

 8/31 水

 距離:10.26km

 時間:1:07:30

 時速:9.12km/h

 ペース:06:35

 一定のペースで走れて、しかも気持ちよかったけど、帰宅時はヘトヘト。

 10km、1時間走ると明らかにランの後に疲労がある。

 後半右足を少し内巻きにして走るようにイメージしたら膝の痛みが消えた。

 また、足首をよりくの字に曲げようとするとバネがいかせてる感じがした。

 歪みの調整と、足首の柔軟性を増す必要性がありそうだ。


 9/1 木 オフ


 9/2 金

 距離:8km

 時間:0:50:30

 時速:9.5

 ペース:06:19/km

 雨のためトレッドミルでYouTube見ながら。

 ラントリップの動画面白い!

 9.5km/hでも心拍数は徐々に上がっていき、終盤は150近くまで上がっていた。

 このペースでも大変いいトレーニングになっているんだと思います。


 9/3 土 オフ


週合計

 合計距離:27.17km(ラン回数:4回)

 合計時間:2:59:02

 平均時速:9.06km/h

 平均ペース:06:40/km

【ラン月報】ペースはそんなに伸びていないけど、生活に張りができた気がする(2022年8月分)

ランニングを再開して、8月が終わりました。

夏期休業もあり、比較的柔軟にランニングのスケジュールを組めたのではないかと感じます。

週報は、以下の通り。

【ラン週報】出だしは快調!(2022年8月7日-13日)

【ラン週報】伸びてる!だから落ち着こう(2022年8月14日-20日)

【ラン週報】距離・スピード主義に絡めとられる(2022年8月21日-27日)

タイトルを見て、そのまま「出だしは気持ちいいが、だんだん調子に乗り始めている」ことがわかります。

わかりやすすぎる…。


まだ最終週の週報はありませんが、8月の集計は以下のようになりました。

【8月ラン集計内容】

 ランニング回数:17回

 累計距離:110.46km

 累計時間:11:47:31

 平均速度:9.34km/h

 平均ペース:06:26


コメント

・17回走ったので、2日に1回は走っていることになる。このペースを保ちたい。

・距離としても100kmを超えたくらいで、ちょうどいいかなという感じ。もう少し増やせそうな気はしている。

・速度とペースについては、もう少し伸ばしたい気持ちはあるけれど、目的はあくまで「気持ちよく走って、気持ちよく寝る」なので、あまりこだわらないように意識したい。

・10km、60分を超すと疲労感がすごい。夜は脚がだるくて寝ることしか考えられなくなる。

・今のところの怪我の兆候は、右足の膝、左足のくるぶしあたりが走り始めに違和感がある。乗ってくると違和感は消えるが、10kmランの終盤にまた違和感が出てくる。

・右足の膝については、つま先の方向を若干内側に向けてあげるとすごく楽に走れるようになる。たぶん体が歪んでいるのだと思われる。

・左足のくるぶしについては、足首をばねのようにするイメージで走ると気持ちよく走れる。おそらく足首の柔軟性が不足している。

・上半身を含めた、右側のゆがみと、左足の足首の柔軟性の強化。つまり、ちゃんとストレッチをしましょうという体からのメッセージと思われる。


来月への抱負

・雨が多そうなので、インターバルトレーニングを何回か楽しむ

・90分ランにチャレンジ

・15kmランにチャレンジ

・月間ラン回数は15回を目指したい


以上

お酒をやめたい!今回は、「なぜ」「どうすれば」からアプローチしてみる

酒をやめようと思ったのが、これで何度目になるのかわかりません。


私はイスラム教徒になりたいと思っているので、本来はお酒を飲むべきではない人間なのですが、お酒をなかなか辞められない。


大学生の頃から飲むようになり、気が付くと毎晩飲むようになっていた。

そのうち飲んでうまく自分がコントロールできないようになってしまい、一時期心療内科に通ってレグテクト(減酒薬)を処方してもらっていました。

そのころは連続9か月の禁酒に成功したのですが、それからというもの、飲んだり、飲まなかったりをしながら今に至っています。


そして今、私はもう一度禁酒をしようと思っています。

イスラーム的には神の御名の下に、とあるべきなのでしょうが、正直に言えば「お金」と「時間」がその動機です。


お金については、私のおこづかいは月に2万円ほどなのですが、おつまみを含めた月の晩酌代が5,000円を超えていることがわかりました。

【家計簿】身を切る誕生日(2022年7月分)

小遣いの1/4ですから、アホやねぇとしかいいようがありません。


また、時間については、飲んでいる時間(およそ1~2時間)を睡眠時間に充ててしまえばその分、他のことができるということです。


…とまぁざっくり「お金」と「時間」を挙げましたが、こんなことは毎回思い至るのです。

本当に考えなければいけないのは、「なぜ飲むのか」と「どうすれば飲まずにいられるのか」という実践の部分です。


これをどうにかしないとやめようがない。


自分が一体どんな時に飲みたくなるのか、ざっと振り返ってみると…

・人の不機嫌に触れているとき

・ストレスにさらされているとき

・寝れない時

・暇なとき

こういうときに飲みたくなるような気がします。


では、それを回避するためにはどうすればいいか。

それぞれ個別に掘り下げてみたいと思います。

・人の不機嫌に触れているとき

 →場所を離れる

  →具体例:マックでひと休みしよう

   →さらに:DVD観たりして息抜きしちゃう。


・ストレスにさらされているとき

 →運動する

  →具体例:ランニングや筋トレ

   →さらに:銭湯で長風呂


・寝れない時

 →睡眠導入剤を飲む

  →他には:一回めっちゃ早起きする。

   →早起きして何する:礼拝、ブログ、筋トレ、料理などなど

    →さらに:寝れないのだから、スーパーに翌朝の料理の食材を快にってもいいかも。

   →具体例:22時就寝→5時起床(7時間睡眠)→礼拝、筋トレ(1日1部位)など


・暇なとき

 →ブログを書く

  →他には:妻をマッサージしてあげる、ストレッチをする

   →さらに:音楽を聴きながら布団に入ってしまう


…取り急ぎは、こんなところでしょうか。


この頃は早く寝るためにランニングをはじめたのですが、体が慣れてきたのか、最近はあまり早くに眠気が来ないようになってしまいました。

だから、運動だけではだめなんだろうなと思っています。

一番いいのは、たぶん早寝早起き。

夜に暇ができて、そこにストレスも追い打ちをしてくるとつい飲みたくなってしまうので、まずは夜を減らすことが大事だと考えます。

そのために、①早起き、②運動、③逃げ道の確保、を大切にしたい。


そして(8月はもうほとんど終わってしまうので)9月はなんとか酒代を3,000円(‐2,000円)に納めて手ごたえを感じたい。

その手ごたえがあれば、翌月は1,000円(大体2,3回飲酒?)も行けそうな気がします。


本当は0円にすべきですが、断酒においてはライフスタイルの修正が必要なことから、あまり焦らないほうがいいと考えます。

0円を目指すのだから、過程においては善行の道にいると捉えるべし。

失敗もあるだろうけど、人は過ちを犯す生き物であるから、気を取り直して翌日からまた励むべし。


浮いたお金でもう少しいい食材と、少しばかり子どもと遊ぶ費用に回せるといいなぁ。


kindleに入っているこの漫画をまた何度も読むつもりです。


以下、お酒関係の過去記事

【読了】酒飲みの社会学(清水新二著、素朴社)

【読了】飲酒文化の社会的役割(ジェリー・スティムソン他著、アサヒビール株式会社)

【ラン週報】距離・スピード主義に絡めとられる(2022年8月21日-27日)

 ランニング週報三回目。


週報2022年8月21日(日)~27日(土)分(←先週)

 合計距離:25.63km(ラン回数:3回) ← 32.26km(ラン回数:5回)

 合計時間:2:37:59 ← 3:25:18

 平均時速:9.79km/h ← 9.45km/h

 平均ペース:06:08/km ← 06:21/km


前回追い込み過ぎだと反省したはずなのに、今週も張り切り過ぎました。

前回■【ラン週報】伸びてる!だから落ち着こう(2022年8月14日-20日)

今週は、"距離を少し伸ばしつつ、インターバルトレーニングも行いました。

雨とぶつかって走れない日もあったものの、少し肉体的・精神的に走るのを避けている自分を感じます。

別にそれ自体はいいんだけど、案の定うまく寝れなくてアルコールに頼ってしまう日が2、3日あったので、もう少し自分の走る目的を意識してトレーニングを計画する必要があります。

日々のコメントを見返しても、距離が距離やペースが伸びていることに気持ちよさを感じてしまっているのが見受けられます。

本当に数字というのは、当初の目的を簡単に忘れさせてくれます。

(資本主義の恐ろしさに通じるものがあります…)


別にQちゃんになろうってんではないのです。

何のために走るのかと言えあ、ただ気持ちよくなって、気持ちよく寝たいだけ。

アルコールの代わりと言っても過言ではない。


ということで、次週以降は、翌日走りたくなくなるくらいに走らないことを心がけます。

今の自分には、9.5km/hで6km~7kmくらいがいい。

もっと早くや、もっと長く走りたいのであれば、翌日がオフの日だけにすること。

それも短くて速い(インターバル、坂ダッシュ)か、長くてゆっくり(LSD)か、そのどちらかで楽しもう。

慌てて台無しにすることはない。

まだ3周目。


「我慢、我慢、マラソンは我慢だよ」(by小出監督) 

マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42・195キロ (角川SSC新書)


―――以下個別ログ


 8/22 月 オフ

 

 8/23 火

 距離:7km

 時間:0:41:13

 速度:10.19km/h

 ペース:05:53/km

 インターバルトレーニング(9.5→10.5→9.5→11.5→9.5→12.5→9.5)。

 やはり12.5km/hはしんどい。

 でもいいトレーニングになってる印象。

 心拍数はうまく測れなかった。

 そのうちこのペースがニコニコになるのだろうか?にわかには信じ難いが、多分なるのだろう。

 次は12,12.5,13にチャレンジしたい。


 8/24 水 オフ

 8/25 木 サボり

 8/26 金

 距離:8.22km

 時間:0:50:46

 時速:9.72km/h

 ペース:06:11/km

 飛ばし過ぎた。

 めちゃくちゃしんどかった。でもペースはそんなに早くない…。

 いずれにしてもスピード狂になりそうだったので、明日以降もっとゆっくり走ることを心がけよう。

 距離と時間のアナウンスは焦るからいらないかも知らない。


8/27 土 オフ


週合計

 合計距離:25.63km(ラン回数:3回) ← 32.26km(ラン回数:5回)

 合計時間:2:37:59 ← 3:25:18

 平均時速:9.79km/h ← 9.45km/h

 平均ペース:06:08/km ← 06:21/km

知恵とやさしさに満ちたイスラーム|【レビュー】イスラム――癒しの知恵(内藤正典、集英社新書)

本記事では、

イスラーム法学者・中田考先生の入門書として|【レビュー】イスラーム 生と死と聖戦 (中田考、集英社新書)

で紹介した、『イスラム――癒しの知恵(内藤正典、集英社新書)』について書きたいと思います。

―――

イスラームって窮屈?

イスラームに限らず、宗教とはまず、意識的にせよ無意識にせよ、信じることから始まる。

イスラームにおいては、神と天使を信じ、預言者とクルアーンを信じ、来世と運命を信じる。

神と天使を信じるからこそ、預言者とクルアーンが信じられ、それゆえに来世と運命を信じることが出来る。

来世と運命を信じることで、イスラームは人々に規範と、その規範内における自由を与えている。


この世界で起こることは全て、神の思し召しである。

良いことも、悪いことも、全て神の思し召し。

それに対してどう解釈して、どう行動するかは、個々人に託されている。

イスラム教徒たちにおいて、その解釈・行動の指針となるのが神からの啓示であるクルアーンと預言者の現行録であるハディースだ。

それらに直接的・間接機に示されている指針に則って取った行動の結果として失敗したとしても、それはそれでポイントがつくというのがイスラム教である。

失敗もまた、神の思し召し。

しかし天国に近づくため、神の意志を推し量って行動をとったことにポイントがつく。

現世においてはマイナスの結果かもしれないが、来世で天国に行くことには近づくと考える。


生きていれば選択は日常茶飯事にやってくる。

何を食べるか、何を話すか、何をするか、どう過ごすか…などなど。

そうした選択の度にムスリムたちは指針に沿って考え、行動する。

なぜなら来世を信じており、来世に向けて少しでも近づける選択を取りたいから。

だから、来世を信じないならイスラームの戒律など守られるはずもない。

そもそも守る意義を見出せるはずもない。

現世での実害をいかに減らすかということに重きを置く方が合理的だ。


私たち日本人から見ればとても窮屈に見える。

でも、本当はそうではない、ということをわかりやすく教えてくれるのが『イスラム――癒しの知恵(内藤正典、集英社新書)』という本です。

この本は、現代イスラーム地域研究者である非ムスリムの著者が、イスラームにどのような生きる知恵が内蔵されているか、イスラーム地域での実際の体験を織り交ぜながらとてもわかりやすく記述しています。


戒律はやさしさ

イスラームは、人を弱いものと捉えている。

間違いを犯す存在、神から離れうる存在、それこそが人間だと規定する。

だからこそ、その誤りを起こさないようにする方法もセットで規定されている。


例えば、礼拝は、神から離れやすい人間が、1日に何度か神を思い出すことを助けるだろう。

また、婚前交渉の禁止は、公正な相続、結婚への動機づけ、感染症のまん延防止など、家族や親族、そしてもっと広い共同体の存続に寄与するものも考えられる。


施しやすいシステム

また、人の尊厳にも配慮されているのがイスラームのいいところだ。

イスラームでは、格差は当然あるものとして捉えられており、故にその格差を埋めることが良いと定める。

富める者は、施しをしなくてはならない。

しかし、面白いのは、この施しは、神への行為となるのである。

また、施しを受ける側も、神から施しを受けたものとなる。

つまり、善行は、神を経由して施されるのである。

与える方は、神様に対して差し上げて、来世へのポイントをもらう。

受け取る方は、神様から施されるのだ。


これなら与える方も気兼ねなく与えられるし、受け取る方も後ろめたさを感じることが少ない。

つまりみんながが施しやすく、施されやすい仕組みになっているのだ。


―――


危ない宗教なら16億人も信じない

上のような、イスラームが内包している機能について、本書は肯定的に紹介しています。

私たち日本人の社会は、イスラーム社会とは全然違うので、参考にできない部分も多いかもしれませんが、それでも本書を読むことでイスラームへの眼差しは少し柔らかいものになるのではないかと思います。


イスラームは決して危ない宗教でも怖い宗教でもないというのが私の考えです。

むしろとても合理的というか、理に適っているというか、無理がなく、よくできた宗教だと思います。


だからこそ各地域の言語や文化を残しながらと、人々は徐々にイスラームに入信していきました。

今では世界に16億人と言われていますが、そのわけの一端がこの本で理解することができると思われます。


イスラームに興味がわいた方は、以下の本もおすすめです。

漫画+対話形式でイスラームがどんな宗教なのかが学べます。


 
イスラームがどういう論理で物事を捉えるかが知れます。
そのことから、転じて私たち日本人を含めた世俗主義の世界が、どんな神をあがめて生きているのかも客観的に浮かび上がらせています。

【ラン週報】伸びてる!だから落ち着こう(2022年8月14日-20日)

先週から再開したランニング。

【ラン週報】出だしは快調!(2022年8月7日-13日) 

今週で2週目ですが、今週はとにかくゆっくり走ることを意識しました。

面白いのは、それでもちゃんとタイムが縮められていること。

気持ちよく走れた上に、成長も感じられる…いい感じです。


今週は、1日雨で外が走れない日があったため、屋内のトレッドミルでインターバルトレーニングをやってみました。

その結果、9.5km/hが自分の今のニコニコペースだということがわかりました。

そして、やっぱり11km/hだと結構しんどい。

今後の目標としては、このニコニコペースが12km/hとなればいいなぁとは思うけど、それは結果でOK。

とにかく日々気持ちよく走って、夜気持ちよく寝るということを忘れないようにしたい。


ということで、第二週は…

週報2022年8月14日(日)~20日(土)分(←先週)

 合計距離:32.26km(ラン回数:5回) ← 33.4km(ラン回数:6回)

 合計時間:3:25:18 ← 3:35:42

 平均時速:9.45km/h ← 9.28333km/h

 平均ペース:06:21/km ← 06:28/km


今週は5回。

回数は少ないけど距離・時間はほとんど先週と同じくらいでした。

タイムは少し縮んでいる印象。

ここは徐々にを意識していきたい。

全体的に、気持ちよく走れた一週間でした。

ただ、ストレッチが億劫な日があるので、怪我に注意したい。

また、タイムが縮められているので、これを伸ばそう伸ばそうとスピード狂にならないように自制したい。


―――以下個別ログ


8/14 日

 距離:6.2km

 時間:0:39:00

 時速:9.54km/h

 ペース:06:17/km

 日中へとへとになったけど、走ると逆に疲れが取れる気がした。

 肉体的にも精神的にも、疲れた時こそ少しでもいいからゆっくり走るとよさそう。

 (走りだせば乗ってきて結構距離も走れる)


8/15 月

 距離:6.5km

 時間:0:40:00

 速度:9.6km/h

 ペース:06:09

 今日もスローペースを意識し、かなりストライドを縮めて走った。

 でもタイムはかなりいい。

 伸びてる感触あり。


8/16 火 オフ(台風)

 

8/17 水

 距離:6km

 時間:0:37:30

 速度:9.6km/h

 ペース:06:15/km

 インターバルトレーニング(速度:9→10→9.5→9.5→11→9.5、各1km)。

 トレッドミルでYOUTUBE見ながら走った。楽しい。

 11km/hで1kmは結構きつく、追い込めた感触あり。


8/18 木

 距離:7.56km

 時間:0:51:48

 速度:8.76km/h

 ペース:06:51/km

 アップダウンが大きいコースだったので、いいトレーニングになった気がする。

 新しいランニング用のシューズを買うため、走りがてらアウトドアショップへ行ったけどあまりいいのはなかった。

 風が少し涼しくて、秋の気配がした。(まだ早いか)


8/19 金 オフ

8/20 土

 距離:6km

 時間:0:37:00

 速度:9.73km/h

 ペース:06:10

 スローを心がけても9.73km/h!

 だんだん脚ができている気がする。


週合計

 合計距離:32.26km(ラン回数:5回)

 合計時間:3:25:18

 平均時速:9.45km/h

 平均ペース:06:21/km

【家計簿】身を切る誕生日(2022年7月分)

 7月分の家計簿の集計が終了しました。

今月の収支はこちら。


収入:258,771円

支出:259,860円

収支:-1,089


コメント:

・食費と日用品は7万円強に抑えられていますが、これは妻がたびたび野菜を「おこづかい(妻)」から払ってくれたからで、実際には8万円に達しない程度の支出だったかと思います。

・7月は子どもの誕生日があったりして、何かと交際費に出費がかさんでしまいました。誕生日プレゼント自体は大したものを買ってやってないのですが、親戚も含めての食事会を開催し、その分が計上されています。

 →やっぱり外食は高い。ビュッフェに行ったのですが、高いうえに落ち着いてしゃべれないし、ちょっと反省です。次の誕生日会では、いいケーキを用意して、ごはんはポットラックとかで楽しみたいと思います。

・光熱水費について、水道代が来月の請求となるため、それもあってこの収支に収まったと言えるでしょう。(来月が怖い)

・正直習い事が高すぎる感じは否めませんが、これは妻の意向もありなかなか調整できないところ。

・自分のおこづかいは22,969円でしたが、内7000円ほどは妻への誕生日プレゼント代と子どもたちとの遊び費用だったので、結構頑張っていると評価したい。とはいえ、コンビニ(ビール)が多かった印象(およそ5,000円!)。8月からランニングを再開したので、少し減るといいのですが…。

総じていえば、今月は「まぁこんなもんでしょう」。


8月の抱負:

・外食を減らす

・副業を検討する

・夏休みなのであまり神経質にならずに遊ぶ(節約は別の月で頑張ろう)

【ラン週報】出だしは快調!(2022年8月7日-13日)

ここのところ運動不足からか、あまり深く眠れない日が続いているので、ランニングを再開することにした。

目的は「走ってよく眠る」。

ということで8月7日からまた走り始めたが、やっぱり楽しいので、だんだん走ることばっかり考えるようになってしまっています。

それは決して悪いことではないんだけど、けがをしたり、気持ち的にいっぱいいっぱいになったりするのもばかばかしいので、週報を残すことで己の熱中加減を客観視しようと思います。

ということで、再開した第一週は…

週報2022年8月7日(日)~13日(土)分

 合計距離:33.4km(ラン回数:6回)

 合計時間:3:35:42

 平均時速:9.28333km/h

 平均ペース:06:28/km

 ランニングを再開して最初の1週目は6日連続ラン。

 ちょっとかんばり過ぎな感じもする。

 目的はよく寝るために走るのだから、あまり無理せず、けがをしないようにゆっくり走ることを今後意識していきたい。

 でも、ゆっくり走ったほうが、逆に早く走れる。これは収穫だ。

-------以下個別ログ

8/7

 距離:4.82km

 時間:0:31:48

 時速:9.09

 ペース:06:36

 久しぶりのラン。気持ちよく走れた


8/8

 距離:5

 時間:0:31:00

 時速:9.68

 ペース:06:12

 二日目。今日は少し飛ばし過ぎた感じ。


8/9

 距離:6.3km

 時間:0:40:00

 時速:9.45

 ペース:06:21

 ストライドを短くしたほうが楽だし、早い


8/10

 距離:6.68km

 時間:0:42:54

 時速:9.34

 ペース:06:25

 コース途中の階段がきついけど、いいトレーニングになってる気がする。


8/11

 距離:6.4km

 時間:0:42:00

 時速:9.14

 ペース:06:34

 かなりストライドを短く意識してみたけど気持ちよく走れた。


8/12

 距離:4.2km

 時間:0:28:00

 時速:9

 ペース:06:40

 少し疲れてきた。毎日走るとだんだんくたびれてくる。


8/13 オフ


合計距離:33.4km(ラン回数:6回)

合計時間:3:35:42

平均時速:9.28km/h

平均ペース:06:28/km

イスラーム法学者・中田考先生の入門書として|【レビュー】イスラーム 生と死と聖戦 (中田考、集英社新書)

 


大変わかりやすい。

これまで中田先生の本はいくつか読んできましたが、中でも一番わかりやすく自身の主張を説明されていると感じます。
語りかけてくるような文体のため、講義を受けているように感じられ、言葉がスッと飲み込める(ような気が)します。

イスラームの論理 (筑摩選書)帝国の復興と啓蒙の未来(太田出版)増補新版 イスラーム法とは何か?(作品社)カリフ制再興 ―― 未完のプロジェクト、その歴史・理念・未来(書肆心水)などなど、面白い本はいくらでもあるのですが、それらの本を読む前に、一度本書を読んでおくと理解しやすいのではないでしょうか。

中田先生の言う「カリフ制」とは、人による支配からの人々の開放し、法による支配を実現することを意味します。
すなわち、人の作った法律は廃棄する。
ゆえに国境もなくす。
人・物・資本が自由に行き来できるような、自然権が当然に行使できる共同体の実現を目指すものです。

本書を読むとどうして著者が「国境の廃絶」にここまで執着するのかがわかると思います。
自然法に従えば、人はおかしな世界からは離れ、居心地のいい世界に行くことができる。
おかしな世界からはどんどん人がいなくなり、淘汰されていくのに、領域国民国家というシステムがあるからその浄化システムが機能せず、富の偏在がうまれる。
こうした富の偏在をなくす方にイスラームは指向しています。
こう聞くと、格差を減らして、うまいことみんなで助け合って生きていこうよ、という風に諭している宗教だと思えてこないでしょうか。


本書では、著者が健康保険に加入していないことにも触れられていました。
多くの人は「え、この人、頭おかしいんじゃないの」と感じると思いますが、背景を知れば、「筋の通った話」となります。

これは何も健康保険のエピソードに限った話ではなく、イスラームに関しては「背景を知れば」ということが往々にして不足している気がします。
色々な情報が、悪いものとしてとられるように伝えられてしまっているように感じられるのです。

イスラームというと何かと「テロ」や「自由がない」というイメージを持ってしまいがちですが、よくよく知っていくと決して自由がない、ということはないし、テロにしてもなぜそうしたテロが引き起こされるかの問題提起はあまり聞きません。

テロはよくない。
そんなことは子どもでもわかります。
でも、なぜテロがなくならないのか?が議論されないのかについては、あまり関心を持たれているようには思えません。
たぶん私たちの恵まれた生活が、テロを起こす人々の暮らしに支えられているのを意識的にか無意識的にか感じているから、争点にできないのではないかと私は思っています。

もし人々が自由に移動できたなら、テロを起こさざるを得ないような場所からは逃げられるのに…それを妨げるのが領域国民国家というシステムだと著者は主張します。
とはいえ、なかなか領域のない世界というのもピンとこない。
この辺は、イスラム教徒になればわかるのだろうか…たぶんイスラム教徒になってもわからない気がします…。



本書を読んでイスラームに興味を持つ人がどれくらいいるかはわかりません。
私の印象としては、残念ながら、あんまりいないんじゃないかと思います。
イスラム教というのは、日本人にはやっぱりちょっとわかりにくいというか、腰を据えて話を聞かないとどこがいいのかわからない気がします。
(いや、腰を据えて聞いたうえでいいなぁと思っても、その正しく理解できているかはわからないのですが…)

本書は「イスラム教いいですよ~」というスタンスで書かれてはいません。
イスラームではこう考えます、イスラームはこういう原理で回っています、という事実紹介がほとんどのため、すでにイスラームに関心がある人向けの本という印象です。
なので、あらかじめイスラム教に関心がないと、全然響いてこないように思われます。

信じる者は救われるじゃないですが、関心がなければ響くものは少ないってのは、イスラム教に限らず普遍的なことですね。
でも、面白いもので、信じるか信じないかで見え方は180度異なってきます。

例えば「1日5回の礼拝が義務である」という戒律も、イスラム教を信じない人には自由を制限する重荷でしかないと思うでしょうけれど、信徒にしてみれば義務であるおかげで自分の信じるものを1日に5回も確認できるわけです。
この思い出すシステムが、社会生活に実装されているというのは、強いと思います。
1日に5回、自分が使えるべきは神だけだと思い出すのです。
思い出すことで、楽になれる。
楽になれる上に、天国に行ける。
なんて宗教なんだろう…、と感心せずにはいられません。

イスラームのいい面を知りたい人には、イスラム―癒しの知恵 (内藤正典、集英社新書)がおすすめです。

イスラム教から世界がどう見えている?|【レビュー】一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 (内田樹、中田考、集英社新書)

 


 内田樹先生と中田考先生による、イスラム教をメインテーマとした対談をまとめた一冊。

 内田先生が一般的な日本人を代表するような考え方・疑問を提示し、それに対して中田先生がイスラームの視点から回答をするというスタイルで展開されています。

 そのためイスラームに興味のない人でも読みやすく、「へぇ、イスラームってこういう考え方をするのか…」ということが、抵抗感なく飲み込めるような構成になっているように思えました。

グローバリゼーションと領域国民国家の維持

 中田先生がぶっ壊そうとしている「領域国民国家」(領域を区切り、その中に国家を作り、領域内の人間を国民ととらえるシステムのこと)という考え方に対して、内田先生は領域国民国家のよきところをどうにかメンテナンスしながらやっていけないか、というスタイルのため、たぶん多くの日本人は内田先生に憑依しながら中田先生に対峙することになると思います。
 
 私たち日本人は、島国に生きており、現在の「日本」という国が海という領域で区切られていることから領域国民国家というシステムにあまり抵抗がありません。
 しかし、海外に目を向けると、宗主国の都合で作られた国境線によって人・物・金などのネットワークが阻害され、貧富の差を生み出しています。

 資本主義社会においては往々にして、中心と周辺を作り出し、周辺から搾取することで中心が富を独占するということが起こるわけですが、その中心と周辺の区切りに国境というものが大きくかかわっている。

 だからこそ、多くの人々がイスラーム的発想に立ち返ることで、国境がなくなり、独の自宗教的ネットワークで中東に大きなイスラーム共栄圏のようなものが復活(かつてはあった)することを恐れる国々がある。

 このイスラーム共栄圏のようなものの指導者としてカリフが復活する必要がある、この「カリフ制の復活」を目指しているのが中田先生。
 
 カリフとは、イスラム教の全体の代表者のようなもので、イスラム法を執行するのに必要な役職です。

 カリフは今いないのですが、がまた現れれば、イスラーム教徒は一つの共同体になれるかもしれない。

 だからカリフ制復活を訴えると、国によっては殺されかねないそう。

 中田先生は日本だからカリフ制を訴えることができるようです。

 なぜ殺されかねないのか?

 それは領域国民国家というシステムを守ることで援助を受ける人たちが政権を握っているケースがあるからです。

 「周辺」の国の中においても、国内で序列ができており、その序列を崩さないためのパワーが外部から与えられているということです。

 こうして領域の機能を維持するシステムが構築されている。 

 これが本書でも解説されている欧米のダブルスタンダードです。

 つまり、列強国は、中東以外の税を含めた様々な障壁を取り除いて人・モノ・金が何の阻害も受けずに行き来するグローバリゼーションを進める一方、中東のようなイスラーム圏においては逆に領域の区別を強めることで周辺国として維持することを図っているわけです。

多文化理解へのテキスト

 本書の中でも出てきますが、イスラームは「喜捨」を重んじます。2人のやり取りでこのことは、砂漠などの農産物の乏しい世界において衣食住は、「今、あなたが恵んでくれなければ死ぬ」というまさに生命線であり、そうした状況が日常のすぐそばに簡単に生じる、という環境から生まれたのではないかと分析されていました。

 共有しなければ簡単に死んでしまうことを、皆が共有していた。

 こうした土壌があって、一神教が生れ、イスラームが生れた。

  一方、内田先生曰く、日本では一夜泊めてほしいという旅人に一度断る文化があったのだとか。

 こういう話を読むと、イザヤ・ベンダサンの「日本人とユダヤ人」を思い出します。

 全然文化が違う。

 まるで理解しあえる気がしない。

  でもこの「理解しあえないくらい違う」ということを知ることから多文化理解は始まるのではないかと思います。 

 そういう意味では本書は多文化理解のとっかかりになるとともに、理解する方法論や姿勢をも提示してくれる良書だと感じました。

不幸におさらば!脱広告のススメ

「幸せになりたい」とは多くの人が思うことだと思います。

かくいう私も、もちろん幸せになりたい。

各宗教や哲学をはじめ多くの本には、幸せとは、本人が感じるかどうかであり、何かをすれば得られるというものではない、というようなことが書かれています。

とはいえ、それがわかっていても、どうすりゃいいのかわかりません。

というわけで、逆に「不幸」について考えてみましょう。

我々が不幸だと感じるのであれば、そこはどこから来るのかということを考えてみると、「不幸とは、相対的なもの」と思えてきます。

つまり、「不幸とは比較によって生じる」ということです。


比べるから不幸になる

例えば、普段の暮らしを考えてみます。

朝は布団の中で起き、カーテンを開ければ日が入り、朝食にはパンかごはんかが選べて、電車で出社し、エアコンのあるオフィスで仕事をし、帰ってきてベットで寝れる。

当たり前ですが、江戸時代から見ればこんな豊かな暮らしは想像できないと思います。

現代でも、例えば途上国などから見れば恐ろしいほどに快適な暮らしでしょう。

なのに私たちはこんな暮らしを当たり前と思って、ほかの足りないところに目を向けて「不幸」を感じているのです。

なぜでしょうか。

私には「不幸が金になる」からだと思えて仕方ありません。


広告から離れよう

皆が幸せだと、物が売れません。

だってもう満ち足りているんだから、新たに買う必要などありませんから。

それだと困るから、多くの企業は広告を打ちます。

「これがあれば快適な暮らしができます」

「これを買えば素敵な人生になります」

「これを手に入れるとみんなから一目おかれます」

というようなささやきをテレビから、看板から、ネットから送ってくるわけです。

そうすることで持つものと持たざるものの間に分断を生み、持たざる者が買いたいと思うように誘導していきます。

その結果、別に持っていなくてもいいようなものまで持たないと「不安」になる。

「不安」を解消するために、また買う。

でも買うとすぐに次の製品が出る。

次の製品が出るとまた同じように持たないと「不安」になる…という繰り返しです。

この「不安」が「不幸」とは言えないでしょうか。

この連鎖から抜け出すためには、広告から離れることが必要だと思います。


でもどうやって離れるの?

さぁ、どうやって広告から離れましょうか。

これはとても難しい問題です。

現代の日本社会において会社員として働いている以上、完全に広告から離れて生きることはほぼ不可能でしょう。

でも、意図的に広告と距離を取ることは可能です。

例えば、以下の方法は試してみる価値があると思います。

  • ネットと距離を取る
  • 電車の中では本を読んだり、日記を書いたりする
  • テレビを見ない
  • 出かけない
  • ラジオではなく音楽を流す
  • 家事を楽しむ
  • 自然の中で過ごす
などなど、行動としてはいろいろな選択肢がありますが、いずれにしてもまずは「広告を見ると不幸になる、かもしれない」という仮説を自分の中で温めてあげることがスタートになります。

この仮説を持っていることで、多くの情報が無駄なものであり、自分に「不足感」をもたらすものであることに気づける、かもしれません。

でも、ひょっとしたら気づいても、何も変えられないかもしれません。

悔しいですが、それでいいと思います。

広告とは、相手は人間の心理を研究して、注意を引き付け、我々の関心を惹くことに多くの投資をして作られているのですから、我々一庶民がそんなに簡単には逃れられるものではありません。

一進一退を恐れないことが大切です。

そして、時々負けても、一生をかけて取り組む価値のあることだと思います。

少なくとも、不幸から遠ざかれるのですから。


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やはり私も、時々不足感に苛まれます。

大抵それはYoutubeを見た後だったり、漫画を読んだ後だったり、誰かとのおしゃべりの後だったりしますが、不足感のすべてが悪いわけでもないとも思っています。

結局のところ、バランスが大切で、そういう意味でも中庸に戻るために時々「自分は今どんな情報を食べているのだろうか。過不足ないだろうか?」と疑うことは生きる知恵だと考えます。

幸せになるために、その情報が不幸を招くものではないか?と、時々立ち止まって考えられるようになりたいものです。


モモ (Mエンデ、岩波少年文庫)





楽しい帰省のために(妻の実家に帰省する子持ち男性に向けて)

 妻の実家への帰省と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

「楽しみ!」という方もいれば、「考えるだけで憂鬱…」という方もいると思います。

私はどちらかと言えばあんまり行きたくないタイプです。

正直、疲れます。

なんなんでしょうね、何が疲れるかって言われると具体的に何が嫌だってわけではないのですが、やっぱり自宅のペースでは過ごせないのが嫌なのかな。

一時的にかかわる人数も増えるから、普段より気を遣うのかもしれない。

まぁとにかく疲れて後半あたりにはもうぐったりして帰りたくなっちゃうのが常です。

毎回次回どうしようと反省をするのですが、なかなかいざ帰省してみるとその反省を生かそうとすること自体が難しい状況に陥ってしまいます。

例えば「一人になれる時間を作る」とか、やるべきなんだけど、できない。

ダメって言われているわけではないのだけど、できない。

優しすぎるのかもしれませんが、たぶんこういう人は多いんじゃないかな。

そんなわけで、次回の自分への申し送りの意味も込めて、こういう点に気をつけよう、というところをまとめていきたいと思います。


1.帰省の期間は短めに

まず「帰省は苦しいもの」という前提をインプットしておきましょう。

これで楽しければ儲けもんですが、たぶんこの通りになります。

そんなわけで、自分のためにも親族のためにも、期間を短めに設定しましょう。

可能であれば「一泊二日」。

難しければ「二泊三日で遅出早帰り」。

子どもが大きいのであれば、「自分は行かない」「子どもと留守番」「自分だけ早く帰る」という選択肢も出てくるかもしれません。

車移動だとなかなか難しいかもしれませんが、公共交通機関を利用した帰省を組み合わせれば、結構いろいろな選択肢が見えてきます。

大切なのは「帰省は苦しい」ということを自分だけでなく、周りの関係者にもやんわりと伝わるようにしておくことです(言葉にしてはおしまいです)。

ちなみに私は次回は「子どもと留守番」あたりを狙ってみようかと思っています。

そのためにも友人との飲み予定をどしどし入れようと思います。


2.暇つぶし道具は多めでもいいくらい!

優しいあなたはきっとこう思っているはずです。

「せっかくの帰省で普段合わない親戚と会うのだから、交流を”すべきだ”。しかも会話による交流を”すべきだ”」

ええ、わかります。それがたぶん求められている姿勢です。

でも、「そんなに話のあう親戚はいない」という諦めが必要です。

それよりも穏やかに、機嫌よく同じ時間を過ごすために、とにかく暇つぶしアイテムを多数用意していくことが重要です。

その点、ニンテンドースイッチは1人~4人まで、しかも簡単な操作で遊べます。

もし持っているなら、これをもっていかない手はありません。

多少荷物が増えても、ゲームは持っていくのが吉です。

ゲームさえあれば、帰省先で雨が降った日も楽しく過ごすことができます。

交流とは、会話だけではありません。

同じ時間、同じ空間で過ごすだけでも立派な交流です。

相手のことは知れないかもしれないけれど、そもそも知る必要もありません。

ゲームして同じ時間を過ごせれば十分なのです。

ということにしておきましょう。


3.ネット環境を忘れるな

ゲームだけでは、親戚の中には頭の固いおじさんやおばさんが許さないかもしれません。

そんなときのために、ネット環境は必須です。

YoutubeやAmazonPrimeなど、皆で映画を観れば文句はないでしょう。

親のあなたも、昼間の疲れをいやすために、ドラマを一人で見てもいいかもしれません。

ネットに癒しを求めるのは少し寂しい気もしないではないですが、「帰省とは苦しいもの」。

行ってみれば戦場と同じようなものです。

なんでもいいから自分を癒し、機嫌よく帰省を乗り越えるために利用できるものは利用すべきです。

自分を鍛えるのは、帰省を終えてからでもいいではないですか…。


4.子どもの面倒を見ることに徹しよう

はっきり言って、妻の実家に帰省するときには、アウェイへと赴くことと認識してください。

そこは、あなたのための家ではないのです。

しかもあなたはゲストです。

ゲストですが、本当のところはゲストのおまけ、みたいな立ち位置になります。

あなたに求められているのは、ずばり「子どもの面倒をみる」くらいしかありません。

正確に言えば「子どもが飽きないように工夫する」ことを求められています。

結構高度かもしれませんが、選択肢は結構ありますので、2.3.のようなゲーム・ネットを活用しながら、例えばおじいさんと釣りに行く、おばあさんと買い物に行く、など色々と子どもが飽きないようなアクティビティを提案するといいと思います。

子どもとじじばばだけでできるアクティビティを提案できれば、それが最高ですが、それには様々な条件が合わないと実現しないため、まずは手ごろに思いつく、無理のないものから提案をしていきましょう。

基本は「自分には子どもの面倒をみることが求められている」という思いを持っていれば、その姿勢を評価してもらえるはずです。

とはいえ、そこに自分の楽しみも絡めればより機嫌よく帰省を終えることができるはずです。


5.あらかじめ一人になる時間を申告しておく

1~4までの対策をしたところで、やっぱり疲れてしまうと思います。

それが当然です。

どんなに親戚がいい人ばかりでも、疲れて当然です。

疲れる自分に罪悪感を感じる必要はありません。

そこはアウェイなのです。

戦場なのです。

とはいえ、どんなに屈強な兵士も、ずっと前線にはいられません。

大切なのは、「帰省は苦しいものだ」という理解のもと、どのような対策を取るかです。

私は5.として、事前に休める環境を作っておくことを提案します。

どこでもいいので一人になりましょう。

近場の喫茶店に1時間から2時間ほど行けるように、妻に協力を仰いでください。

ひょっとしたら妻は「むっ」としちゃうかもしれません。

そんな時には、「一人の時間がないと、俺は不機嫌になっちゃうと思う」と伝えれば、きっとわかってくれます。

わかってもらえないならば、思いっきり不機嫌になってぶち壊してみてもいいでしょうし、黙って一人になってもいいと思います。

あなたが大事にすべきは、あなたです。

あなたが機嫌よく過ごすことが帰省の成否を決めると思ってください。


---

以上、妻の実家に赴く子持ちの男性に向けて楽しい帰省を実現するための提案を列挙してみました。

「帰省は苦しい」。

でも、これからも全く帰省をしないわけにはいきません。

年に一度か、2年に一度か、頻度はまちまちかもしれませんが、生きていれば親族とかかわらずに生きていくことはできませんし、助け合ってこそ親族だと思います。

だから、必ずしも一回一回を全力投球しなくてもいいのです。

むしろ手を抜くべきだ。

これから一生やっていく可能性もある事業なわけです。

だから、「ただ一泊二日機嫌よく過ごす」、これくらいの目標設定がちょうどいいと思うのです。


願わくば、次回のあなたの帰省と私の帰省が機嫌よく終われるものでありますように。

辞令交付式への違和感(みんなよく参加するなぁ)

 今日は4月1日。  我社では辞令交付式が行われました。  そのため、土曜日ですが、人事課員として出勤しました。  明日も仕事なので、12連勤となります。   人事課の闇ですね。  それはさておき、辞令交付式に関して、毎年違和感を持ちます。  それは、お礼を言われる側が、何故かホ...