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死刑の前(幸徳秋水、kindle)



死刑の前(幸徳秋水)を読みました。
死刑を目前に控えていて、なんなんだこの落ち着きは。
そして、続きがめっぽう気になる。
どうして死刑に処してしまったのか…。
せめて本稿が終わるまで待てなかったのか。

本書は、自殺幇助とも取れる内容だから、あまり人に進められる内容ではないのかもしれないが、非常に理系的(?)な発想で「死」を捉えており、あるいはこの説で救われる人もいるのではないかと思います。
だからこそ、続きが読みたい。
同氏がどんな運命感を持っていたのか、ぜひ書いてほしかった。
およそ死ぬ段になってもこんな文章を書く人間は、殺し甲斐のない人間ではないか。
個人的には、この書がここに終わっていることの一事を持って死刑の反対に十分の理由となる。
誠に、残念でならない。

同じく獄中で書いたという『現代語訳 幸徳秋水の基督抹殺論』がいくらかその続きを示唆しているのだとすれば、早く同書の続きを進めたくなります。

  

辞令交付式への違和感(みんなよく参加するなぁ)

 今日は4月1日。  我社では辞令交付式が行われました。  そのため、土曜日ですが、人事課員として出勤しました。  明日も仕事なので、12連勤となります。   人事課の闇ですね。  それはさておき、辞令交付式に関して、毎年違和感を持ちます。  それは、お礼を言われる側が、何故かホ...