『男のからだ・女のからだ―人体スペシャルレポート2 (Quark編、ブルーバックス)』を読みました。
ゲスの極み、というのはちょっとかわいそうなくらい、頑張って取材して興味を持ってもらおうとがんばっているライターたちの様子が見て取れます。
面白い。
とはいえ、ゲスです。
しかしながら、飲み会で使えるかどうかという観点から見れば、実に実用的な一冊でしょう。
いい意味でも、悪い意味でも、ですが。
あとは、酒のツマミにもとてもいい。
なんたって頭を使わずに読めます。
それでいて、人生において大切なこと、つまり「人はみんなそれぞれなだし、それでいいんだ」ということを教えてくれます。
性については個々人、色々と悩むこともあることでしょう。
特に子どもなんかは興味を持ちつつも、変わっていく自分の心身に不安を抱いても何ら不思議ではありません。
(自分もそうだった気がします)
ということで、自分の子どもが思春期を迎えたときに、あまりおかしな方向に凝り固まらないように、本棚においておきたいと思いました。
「これでブルーバックス?!」という感じでしたが、こういうブルーバックスがあったって、まぁ悪くはないですよね。